学校で習う漢字三体字典【小学四年生編】Part91

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 小学校四年生で習う、202字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

 表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

11.[][エン][しお][画数:13画][部首:土]

『敵にを送る 』

 通常は敵対する上杉謙信が、武田信玄の窮地に塩を送ったとされていますが、どうも上杉謙信がビジネスチャンスと捉えて塩の供給を止めなかった事が考えられると言う説もあるようです。

楷書 行書 草書

12.[岡][ おか ][画数:8画][部首:山]

『華岡青洲の妻』

 作家有吉佐和子さんの小説で有名になりましたが、もし事実であったら、現在では人体実験として処罰されていたかも知れません。

楷書 行書 草書

13.[][オク][画数:15画][部首:亻]

『十万土』

 神様と天使の住まい、と言いますが、何だかいい所のような気がします。そんな事を信じる事が出来る世の中の方が、良かったのに・・・・。

楷書 行書 草書

14.[][カ][くわ-える][くわ-わる][画数:5画][部首:カ]

『いい減』

 通常は慎重さに欠けるとか、集中力がないとかに使われる言葉だと思います。
 私は、丁度良い加減が、行き過ぎず、かと言って足りなくもないのが良いのかな、と思っています。

楷書 行書 草書

15.[][カ][は-たす][は-てる][は-て ][画数:8画][部首:木]

報は寝て待て』

 時の運と言うのが確かにあると思っています。しかし、その運を待つには条件があると思います。
 運を掴むことが出来るように、日々自分を鍛える事だと思っています。幸運を捕まえる事の出来る自分を作る事だと思っています。日々精進する事ですね。
 今更と思われるかも知れませんが、死ぬまで何が起こるか解らないから、人生は面白いと思っています。

楷書 行書 草書
覚 書

 現在小学生編として、2020年度施行の学習指導要領に対応した漢字を、楷書・行書・草書と三体の文字を毛筆で書いていますが、初めに部首と書いていますが、通常呼ばれている読み方ではないと思われたと思います。

 そこで、一般ではどんな読み方をされているのか一覧にしてみました。

 今回は、小学四年生の文字の11.~15.の部首を取り上げていますが、日本では部首の正式な名称は決まってないようです。辞書によって統一されていないのが現状です。

部首 部首名称 (読み方) 部首通称

  1. 【塩】土部(どぶ)・つち・つちへん
  2. 【岡】山部(さんぶ)・やま・やまへん
  3. 【億】人部(じんぶ)・ひと・にんべん・ひとがしら・ひとやね
  4. 【加】力部(りょくぶ)・ちから
  5. 【果】木部(もくぶ)・き・きへん

 ・・・・つづく。

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