中学校で習う漢字三体字典 Part172

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 中学校の三年間で習う、1110文字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

 表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

 ちなみに、文部科学省では学年ごとに習う漢字は、1学年250字程度から300字程度、2学年300字程度から350字程度、3学年では、その他の常用漢字(小学校で習う漢字1026文字以外の常用漢字1110文字の大体)と学年ごとに決まっていないようです。

856. [][ヒ][いや-しい][いや-しむ][いや-しめる][画数:9画][部首:十]

下も自慢のうち』

 この言葉確かにそうなんですが、難しいですね。なぜ難しいかと言うと、本当に駄目だと思って卑下しても、それが謙遜と捉えられる場合があります。
 ただ、微笑ましい謙遜なら良いのですが、嫌味に捉えられたりすると、謙遜するより、黙っていれば良かった、と言う事になりかねません。
 卑下などしない方が良いのかも知れません。

楷書 行書 草書

857. [][ヒ][つか-れる][画数:10画][部首:疒]

『鳥れて枝を選ばず』

 人間の場合は、好きな仕事に就いている人、あるいはやりたい事を仕事にしている人は、僅かかも知れません。
 衣食足りて礼節を知る、と言う言葉のように、まず生活しなければならないと思うのが人情です。
 ですから、好き嫌いを言う前に、目の前にある仕事を選んでしまうと思います。
 また、何がしたいのかハッキリしない間に、職業を選ばなければならない場合もあるでしょう。
 例え、やりたい事も好きな事も解っていても、その職業に就けるかどうか分かりません。
 でも、そんな状況でも、貧困に耐えながら自分の目標に向かって努力している人も居ると思います。只々、そんな人に運が味方してくれればと思います。

楷書 行書 草書

858. [][ヒ][こうむ-る][画数:10画][部首:衣]

『猫をる』

 猫を頭の上に乗せる事はできますが、猫を被る事は出来ません。
 いや、そう言う事では無く、本当は残忍な性格なのに、おとなしく振舞っている人の事を言うのだと思います。残忍と言うのは言い過ぎですが、決して大人しい性格ではないという事です。
 しかし、猫は大人しく見えても、虎やヒョウと同じ分類になりますから、いわゆるプレデターです。
 プレデターと言うと架空の異星人と思われるでしょうが、それは映画の中の事、英語では捕食動物の事ですから、ネコ科に属する種類の生物に当てはまります。
 また、窮鼠猫を噛むと言いますから、大人しくしている人を怒らせない方が良いかも知れませんよ。

楷書 行書 草書

859. [扉][ヒ][とびら][画数:12画][部首:戶]

荊扉けいひ

 「いばらの生えた門のとびら。また、貧しい住まい。」【出典:デジタル大辞泉 小学館.】。
 時代は変化するのですね。この辞書の表現では、一戸建ての庭付きの家を想像します。門扉があるのですから。
 この家のことを貧しいと言うのですから、現在の私が住んでいる所は、貧困の極みかも知れません。
 そう言えば、ニュージーランドから来て、今はカナダにいて会社経営の傍ら、空手道の先生をしている人が、初めて日本に来て私の所を訪ねてきた時に、家が小さいと言っていた事を思いだしました。
 その時に来てもらったのは、私の両親の家で、近所ではかなり裕福な一戸建ての門扉のある家でした。日本はやはり狭いのかも知れません。 

楷書 行書 草書

860. [][ヒ][画数:14画][部首:石]

『孔子廟堂

 「建碑は、貞観初、629年前後で書体は楷書である。碑文によると、唐の太宗が文教復興の第一歩として、武徳9年(626年)、長安の国子監の孔子廟を再建することを命じ、虞世南はその命によって記念の碑文を撰し書した。しかしこの碑は、建立後間もなく貞観年中に火災に遭って破壊され、武則天の長安3年(703年)に重刻(じゅうこく、模刻)したともいわれるが、これも今は失われて現存しない。現存するものに、唐時代の拓本を主とする拓本(三井文庫蔵)と別の唐時代の拓本から覆刻された2基の碑(陝西本と城武本)がある。」【出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』.】。
 残念ながら、ここに孔子廟堂碑の拓本を載せる事はできません。著作権の関係があります。
 しかし、興味のある方は、グーグル検索で孔子廟堂碑と打って検索すると、画像で見る事ができます。
 ただ、完全な物は存在していないようです。そして、書道家の評価だと思いますが、絶賛しています。
 私は、まだ批評できる目が出来ていないのか、そんなに上手な字とは思えません。
 そんな事を言う資格があるのかと言われそうですが、確かに見事な文字もあると思いますが、首を傾げるような文字もあるように、私には見えます。まだまだ見る目が無いのでしょうね。
 あっ、ちなみに私の文字とは比べ物にならないくらい、上手だとは思いますが。当たり前ですね。

楷書 行書 草書
覚 書

 現在中学生編として、2020年度施行の学習指導要領に対応した漢字を、楷書・行書・草書と三体の文字を毛筆で書いていますが、初めに部首と書いていますが、通常呼ばれている読み方ではないと思われたと思います。

 そこで、一般ではどんな読み方をされているのか一覧にしてみました。

 今回は、中学校三年間で習う文字の856.~860.の部首を取り上げていますが、日本では部首の正式な名称は決まってないようです。辞書によって統一されていないのが現状です。

部首 部首名称 (読み方) 部首通称

  1. 【卑】十部(じゅうぶ)・ジュウ
  2. 【疲】疒部(だくぶ)・やまいだれ
  3. 【被】衣部(いぶ)・ころも・ころもへん
  4. 【扉】戸部(こぶ)・と・とかんむり・とだれ・とびらのと
  5. 【碑】石部(せきぶ)・いし・いしへん

 ・・・・つづく。

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