実用書写「市・区版」Part-12

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 都道府県にある市=792、特別区=23、政令区=175 、合計=990を順を追って書いてます。

 今日は北海道の美唄市と芦別市です。都道府県と同様、楷書と行書で書きました。

 一口メモ 

 「書道技法講座〈楷書〉九成宮醴泉銘」(余雪曼著)が、「結体三十六法」と「結構八十四法」を基に九成宮碑文の特殊な結構を参酌して四十四に書き表したものを紹介します。
 今回は、その14回目です。
 【ここで書いてある文字は、九成宮醴泉銘を私が臨書したものです。赤い線は。『書道技法講座〈楷書〉九成宮醴泉銘』を参考に入れています。】
  
(29) 重併法
 この重併とは、並ぶと解釈できます。上下に重なり並んだ部分の書き方は、上が小さく下を大きく書きます。

 そして、下の字は、横に同じ部分が並んでいますので、この場合は、左を小さく、右を大きく書きます。

(30) 重〔敝〕法【文字は本来〔手偏〕です。環境依存のため〔〕で囲みました。】
 これは、じゅうへつ法と読みます。二つの「へつ」が並んでいる場合の書き方です。「へつ」は、「てへんに〔敝〕」と書きます。
 「書道技法講座〈楷書〉九成宮醴泉銘」(余雪曼著)では、左払いの事を「へつ」と呼称しています。
 そして、一つ目の左払いは長く、二つ目の左払いは短めに丸みをつけて、平行にならないようにする方法です。

 

 ☆この一口メモは、

 ニュース 

山中伸弥氏と西浦博氏が対談 「制御が困難な状態、現状の対策でいいのか心配」
(朝日新聞デジタル 2020年07月10日 21時32分)

 新型コロナウイルスをめぐり、国の対策の効果を検証する専門家会議メンバーの山中伸弥・京都大教授と、厚生労働省クラスター対策班の西浦博・北海道大教授がオンラインで対談した。山中さんは「まだまだ長い対策が必要。何もしないと10万人以上が亡くなるというのは今も変わっていない」と訴えた。

 西浦さんは「日本人が死亡するリスクが低いかというとそうでもない。重症化の頻度は(欧米と)変わらない」と指摘。一方で、「感染しやすさは違いがあると思っている。クラスターからの二次感染は、海外の方が爆発的に起こっていて、何らかの理由があると思う」との見方を示した。

 東京都をはじめ、感染者が再び増えていることについて、西浦さんは「分水嶺(ぶんすいれい)にさしかかっている。データを見ると今、制御が困難な状態で、現状の対策でいいのか心配だ」と話した。山中さんは「日本は医療従事者や患者への偏見、差別が強かった。みんながかかりうる感染症なので、病気で苦しみ、偏見で二重に苦しむのを止めることが大切だと思う」と語った。(野中良祐)

 この記事を見て、この二人はかなりこの状況に困惑していると思われます。私は、科学者として当然の感想だと思います。

 ある専門家は、手洗い・マスク・ソーシャルディスタンスを守れば、そんなに心配する事が無いと言い、これを納得できると、コメンテーターは同意し、さも真実のような印象をテレビを通して話しています。

 この西浦博・北海道大教授は、今回専門家会議から外れた人です。外れた理由も定かではありませんが、山中伸弥教授にしても日本を代表する科学者と言えると思います。この人達が、声を揃えて、まだまだ安心する状況ではないと言っています。

 しかも、空気感染も視野に入れた対策が必要な時期に来ているのかも知れない時に、無知な民衆を煽るのも当然よくありませんが、緊急事態宣言が解除された後の人々の動きが、いわゆる民衆である事を忘れてはならないと思います。

 

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