実用書写「市・区版」Part-14 2020年7月15日 / zuishin / コメントする スポンサーリンク 都道府県にある市=792、特別区=23、政令区=175 、合計=990を順を追って書いてます。 今日は北海道の紋別市と士別市です。都道府県と同様、楷書と行書で書きました。 一口メモ 「書道技法講座〈楷書〉九成宮醴泉銘」(余雪曼著)が、「結体三十六法」と「結構八十四法」を基に九成宮碑文の特殊な結構を参酌して四十四に書き表したものを紹介します。 今回は、その16回目です。 【ここで書いてある文字は、九成宮醴泉銘を私が臨書したものです。赤い線は。『書道技法講座〈楷書〉九成宮醴泉銘』を参考に入れています。】 (33) 補空法 この文字は「導」と言う文字の 書写体です。ここでの説明は、『字の形にすき間ができて困るとき、例えば「導」のような場合は一点を右側に補い、「舜」は「夕」の点を長く下にのばして調和をとる』とあります。 通常の文字を書く場合は、このような事をすると間違いの文字を書く事になります。そして、書道でも、書写体で昔からこのような方法を取られている文字を使うのであれば、問題ないと思いますが、現在の人が、自分で考えてこのような工夫はするべきでは無いと思います。 (34) 増減法 この場合も、『書家はその場合場合に応じて、筆画を増減して調和をはかる。』と書かれています。 現在の書家もそのような事をしているのでしょうか。私は現在の書家と呼ばれている人のやり方には疎いので、理解しかねます。 (35) 疏法 画数が少ない、「不」や「介」などの文字の場合、特に方向が一定ではない文字の場合には、空白部分に注意をして、それぞれ一画一画を広くとり、のびのびと書くと良い。特に中心軸をしっかり定めて平衡に注意する。 (36) 密法 「顯」や「齢」などの画数が多く込み入った文字の場合は、それぞれの画が接触しないよう、譲り合うように書き、全体の文字の均衡を保つ、与えられた空間をしっかり捉えて書くようにする。 ☆この一口メモは、2018年7月17日 にこのブログに載せたものを再掲載しました。 ニュース アベノマスク 、布マスクも「ウイルス侵入率は100%」 専門家が実験。マスク選びの注意点は? ハフポスト 2020年07月13日 09時32分 マスクでウイルスをどれだけ防げる?種類や着け方でどれほどの違いがあるのか? 公衆衛生の専門家が、素材やフィルター性能の異なる複数のタイプのマスクで実験したところ、政府が全戸配布したガーゼ素材の「アベノマスク」や布マスクでは、新型コロナウイルスに見立てた空気中の粒子とマスク内に入った粒子が同量となり、ウイルスの「侵入率」が100%となることが分かった。専門家は、侵入率が100%の場合、「空気中のウイルスが体内に入るのを防ぐ効果はほぼない」と指摘する。 —–中略—– 大西准教授は「感染リスクが高い医療現場でさえ、マスクが自分の顔に密着し、ウイルスの侵入を防げているかを調べる『フィットテスト』がほとんど行われていない」と指摘。「高性能のマスクでも着け方によって漏れ率に大きな差が出ます。医療現場でフィットテストが広がり、感染予防対策に役立ててほしい」と話している。 國崎万智(Machi Kunizaki) ちょっとこの記事、視点が違うような気がします。マスクがウイルスの侵入を阻止しない事は、すでにインフルエンザで実証済みでは無かったかと思います。 ですから当然ウイルス対策としてマスクは、例え高性能のマスクであっても例外ではないと思います。ただ、大西一成准教授が言われているように、フィットテストは必要かも知れません。 しかし、今世界中でマスクの着用が薦められている理由は、飛沫に対して効果があるかないかではなかったかと思います。 この記事にある公衆衛生の専門家が誰なのか判りませんが、ウイルスと飛沫では大きく違います。 いつ実験したのかも定かではありませんが、もしこの専門家と言われる人が科学者であったら、ちょっと視点が違い過ぎると思います。それとも、今回のマスクに対しての認識がズレているのでしょうか。 楷書 行書 楷書 行書 スポンサーリンク