ワクチン後の旅行規制、大幅緩和＝米国の接種１億人突破―ＣＤＣ
時事通信社 2021/04/03 10:05

　【ワシントン時事】米疾病対策センター（ＣＤＣ）は２日、新型コロナウイルス流行を受けた旅行に関するガイドライン（指針）を改定した。「ワクチン接種を完了した人は国内を安全に旅行できる」として、国内旅行前後の感染検査や旅行後の自主隔離を不要とする。コロナ禍による利用客減少で苦境に立たされている航空業界には、朗報となりそうだ。

　新指針は、米国で使用が認められたワクチンの接種を完了した人が対象。マスク着用や対人距離の確保を条件に、自主隔離などを免除する。

　一方、中国、ブラジル、大半の欧州諸国などからの外国人の入国を原則として認めない措置は維持される。それ以外の国からの渡米についても、搭乗前の感染検査と陰性証明が引き続き義務付けられる。

　米国で使用されているワクチンのうち、米ファイザーと米モデルナの製品は２回、米ジョンソン・エンド・ジョンソン（Ｊ＆Ｊ）の製品は１回で接種が完了する。ＣＤＣの集計によると、米国では２日までに、全国民の３０％強に当たる１億人余りが少なくとも１回のワクチン接種を受け、約５８００万人が接種を完了した。

　最近、ワクチンパスポートと言う言葉をよく聞きます。ワクチンの接種証明ですね。日本ではまだ導入はないようですが、世界では進むようです。

　ただ、このパスポートは、どの程度の期間有効なのでしょうか。昨日のこのブログでは「半年持続する可能性」【2021年4月3日 】と言う言葉がみられます。

　この可能性があると言う事は、無い場合もあると言う事ですよね。にも拘らず、どのようにその期間を決めているのでしょう。これは難しい問題です。

　このパスポートを持っている人達は、コロナ禍になる以前の生活様式に戻って、感染予防策をしないで行動しても良いようですが、本当に人に感染させない、そして自分が感染する事もないと言う事であれば、いいんですが・・・・。

　日本では接種は個人の自由ですし、事情があって接種できない人もいるので、簡単には導入できませんが、ワクチンパスポートが世界標準になるかも知れません。

　しかし、とりあえず、日本では国民の大半がワクチンを接種できてからの話ですね。