医療従事者「仕事辞めたい」6割強 現場のひっ迫浮き彫り 石川
毎日新聞 2021/05/16 10:10

　新型コロナウイルスの感染拡大による医療現場への負担を探ろうと石川県医療労働組合連合会は、県内の看護師らに実施した緊急アンケート結果を公表した。結果からは、医療従事者たちが直面している現場の厳しい状況が浮き彫りになった。

　調査は３月３１日～４月２０日に実施。県内の医療機関に勤務する看護師や保健師、助産師、看護助手の計５８０人が回答した。

　「仕事を辞めたいと思うことがあるか」という質問では、「いつも思う」が１７・８％で、「ときどき思う」を合わせると６割強に達した。

　「コロナ禍で働いていて最もつらいことは」（複数回答可）では、「精神的負担」が５６・７％、「人員体制不足」が４７・８％だった。「どのようなことに精神的負担を感じるか」については、「いつまでこの状況が続くのかという不安」や「自分や家族が感染することへの恐怖」という回答が多かった。

　同連合会の松本よし子執行委員長は「もともと医師も看護師も足りない状況だったが、コロナ禍で現場はさらにひっ迫しており、行政にはこの現実を見てもらいたい」と話している。【深尾昭寛】

　なかなか実際に直面している人の気持ちになる事は出来ないのですが、察する事は出来ると思っています。

　まず、いつまで頑張れば良いのか、そんな気持ちになると思います。やはり先が見えないのは苦痛以外の何物でもない事は、容易に想像できます。

　また、石川県だけでなく、他の県でも同じ状態の所が沢山あるでしょう。いやもっと医療が逼迫している所もあると思います。一体どうなるのでしょう。

　しかし、諦めたら、この新型コロナウイルスに負ける事になりますので、医療従事者だけにこの苦難を背負わせるのはどうかと思います。是非医療従事者以外の一般の人の行動を自分自身で制限して、これ以上医療が逼迫しないようにしたいものです。

　まず、ワクチンの接種を済ませる事、そして接種後も感染予防を徹底して、新型コロナウイルスの収束を、他人まかせ、国任せにせず、自分の行動に規制をして生活をするべきだと思っています。