ワクチン「２回接種」の副反応体験談 「同じワクチンのようには思えなかった」「翌日に高熱と倦怠感…高齢者なら病気と勘違いしてしまうかも」
zakzak 2021/05/18 17:12 （zakzak 本文）

　東京都と大阪府で新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの予約が始まるなど、高齢者向けの接種も本格化している。米ファイザー製やモデルナ製のワクチンは２回接種が必要で、接種後には主に軽度の副反応も報告されているが、特に２回目は「同じワクチンのようには思えなかった」との声もある。接種を終えた専門家や医療従事者に体験談と注意点を尋ねた。

　自衛隊が運営する大規模接種センターは予約初日の１７日、大きな混乱はなかったが、実在しない接種券番号を使っても予約が可能になっていることが分かった。ただ、架空情報で予約しても接種は受けられない。

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　浜松市感染症対策調整監で、浜松医療センター感染症管理特別顧問の矢野邦夫医師は１回目の接種を受けた際の体感について「通常のワクチンよりも針の痛みは感じなかった。接種当日は何も起きず、翌日に脇の下が腫れ、軽い物しか持てないほどの痛みが続いたが１日で治癒した」と振り返る。

　３週間後に２回目の接種を受けたところ、「同じワクチンのようには思えなかった」という。「翌日に高熱とベッドに横になりたいほどの倦怠（けんたい）感に襲われて仕事を休んだ。こちらも接種の翌日だけだったが、高齢者が２回目の接種を受けた場合には、病気と勘違いしてしまうかもしれない」と矢野氏。

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　米ファイザーとイスラエル保健省などの調査では、２回接種から７日経ると、９５・３％の感染予防効果がみられた。横浜市立大の研究では、２回接種の人の約９割が７種類の変異株と従来株に抗体があることも分かるなど、きっちり２回接種することが重要だ。

　接種を受ける際の注意点について前出の矢野氏は「市販の解熱剤を準備しておく方がよいだろう。倦怠感でやる気が失われたり、力仕事に従事する人には腕の腫れが支障になったりすることも考えられるので、仕事をしている人は接種後の休暇について勤務先と相談しておくのも一手だ」と話す。矢野氏は「一時的な症状を乗り越えれば得られるものは大きい」と強調した。

　前出の木村氏は「副反応で重篤になるデータも現時点ではなく、冷静な心持ちで接種を受けるべきだ。少なくとも高齢者の７～８割が２回接種を迅速に完了することが、重症者の増加を防ぎ、社会生活を守るためには重要だ」と指摘した。

　浜松医療センター感染症管理特別顧問の矢野邦夫医師の接種体験は、参考になると思いこのブログで紹介します。

　まず、１回目の接種では取り分けて問題なかったようですが、２回目の接種では相当副反応が出た見たいです。

　ここで、注目すべきは、「市販の解熱剤を準備」しておいた方が良いとのアドバイス。これは参考になります。

　また、現在どこかの会社あるいは仕事を持っている人は、前もって接種する事を上司や会社に伝えておいた方が良さそうですね。

　確かに、重篤ではないにせよ、かなり身体に負担があるようですね。しかし、新型コロナウイルスにかかった人の情報では、死ぬかと思ったようですから、順番が来たら、粛々と接種したいと思います。