実用書写「市・区版」Part-399

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 都道府県にある市=792、特別区=23、政令区=175 、合計=990を順を追って書いてます。

 今日は山口県の萩市と防府市ほうふしです。都道府県と同様、楷書と行書で書きました。

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こんなにコントロールされた五輪見たことない。日本はすごい」…バブルに不満の海外お偉いさんに変化
報知新聞社 2021/08/09 06:00

◆東京五輪 閉会式(8日・国立競技場)

 東京で57年ぶりに開催された五輪は8日、国立競技場で閉会式が行われ、17日間の戦いに幕を下ろした。新型コロナウイルスの影響で史上初めて開催が1年延期となり、緊急事態宣言下の東京を中心に、日本が獲得したメダルは金27、銀14、銅17となり、前回のリオデジャネイロ大会の41個を上回る史上最多58個を記録した。金メダルは「30個」の目標に届かなかったが、1964年東京、2004年アテネの最多16個を更新し、自国開催の祭典を彩った。次回の夏季五輪は24年、フランス・パリで開催される。

 * * *

 五輪という生き物の、私が触れられたのはほんの一部分に過ぎないだろう。にもかかわらず、多くの心を打つ瞬間に出会えた。

 空手形で沖縄初の金メダリストとなった喜友名諒。試合後、彼は武道館の畳の真ん中で一礼し、亡き母に勝利を報告した。その場面には少し続きがある。

 立ち上がった彼は、無観客の四方のスタンドに深々と礼をした。ガッツポーズをするでもなく、笑みを浮かべるでもない。ただあらゆるものへの感謝を、武芸者らしい所作に込めたのだった。

 五輪は祭典や祝祭と言い換えられる。祭りは本来、神様や季節への感謝をささげる儀式だ。大会中、ありとあらゆる選手が、開催への感謝を口にしていた。祭りであることにばか騒ぎは必要なく、心ひとつあればきっと十分なのだ。

 大会前の逆風の厳しさは、過去に類を見なかった。「普通に考えたら中止だ。でも上がやるというからやるしかない」とまで語っていた人もいた。ただ、各会場に足を踏み入れ、移動し、開閉会式を見て感じたのは、ここまでの周到かつ膨大な準備を全て無に帰すという作業の困難さでもあった。

 まがりなりにも閉幕の日を迎えられたのはなぜだったか。海外から来たお偉いさんの中には、バブル生活に不満を言っていた人も少なくなかったと聞く。しかし、徐々に彼らの心情にも変化が起きていたという。「今までこんなにコントロールされた五輪は見たことがない。日本はすごい」というふうに。そういう空気をつくったのは、ひとつにはボランティアや警備の人たちだったろう。彼らとあいさつを交わすたびに思ったものだ。派手な供応がなくとも、ここに「おもてなし」があるではないか。

 「五輪のミッションは変わってきた」とある関係者は指摘する。「以前は平和の祭典というのがひとつのお題目だった。しかし、この東京五輪を通じて、もはや別次元になった」

 五輪はコロナ禍にあって全てを解決してくれるかのように言われてきたが、もちろんそれは幻想だ。環境や難民のこと、ジェンダーやメンタルヘルス…スポーツには多くの問題が付随する。感動を生み出しつつ、多くのテーマを世に問いかけていくのが、求められる役割となるだろう。

 喜友名が日の丸を持って国立競技場を横切る。五輪は様々な矛盾をはらんだまま世界を巡る。おそらく日本でしか作り得ない祭りは、ここに完結した。(五輪担当サブキャップ・太田倫)

 賛否両論と言う言葉、まさに相応しいと思える大会でした。

 私的な感覚ですが、反対する気持ちは解りますが、これと言った根拠を見出す事はできませんでした。

 もちろん、病院の窓に「もうカンベン」「五輪やめて」訴え続けた院長が憤慨 手のひら返しのテレビ報道に苦言も[AERA dot. 2021/08/09 08:00]と言った記事も有りました。

 しかし、私はオリンピックは開催されて良かったと思っています。色々苦心されたようです。その苦労には頭が下がります。

 物事は当事者でないと理解出来ない事も多々あると思います。外野から色々言うのは簡単ですが、中に入って見ないと解らない事もあると思います。

 そして、後から言うのは誰でも言えるでしょう。(閉会式 酷評続く 途中退場する選手も続出 SNSでは「つまんない」急上昇)[デイリースポーツ online 2021.08.08]。視点が違うとこれも事実です。

 それより、これから新型コロナウイルスにどのように対峙するかを、世界の人々が一人一人考えないと、人類がいつの間にか地球上の主役の座を、他に委ねないといけない事が起こるかも知れません。

 

楷書   行書
楷書   行書

 常用漢字2136文字の中から、部首の多い順で文字を書いています。
 部首と言っても、「偏(へん)、旁(つくり)、冠(かんむり)、脚(あし)、構(かまえ)、垂(たれ)、繞(にょう)」の七種に分けられていますが、ここでは、部首の「酉部」「ゆうぶ」を書きました。
 やはり、ここでも、楷書・行書・草書を書いています。

楷書 行書 草書
楷書 行書 草書
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