首相、原稿棒読み指摘に反論 「正確な情報発信重要」
共同通信社 2021/08/17 23:32

　菅義偉首相は17日の記者会見で、あらかじめ用意した原稿を棒読みしているとの記者の指摘に対し「正確で速やかな情報発信は、国民の生命・財産を守るために極めて重要だ」と反論した。

　大雨の被害が出た地域の避難所での新型コロナウイルス対策を巡り「緊急時は首相の分かりやすいメッセージが求められている。どのように伝えていくか」との質問に答えた。

　菅義偉首相の記者会見や発信の仕方に物申す人達が、就任から続いていますが、原稿を読まず、上手に喋る事が一国の首相の役目なんでしょうか。

　もちろん、中には国民の心を鷲づかみにして、リーダーと呼ぶにふさわしい人もいるかと思います。

　私は戦後しか体験していませんが、歴代の首相にそんな人が何人いたでしょう。

　時代によって、国民のリーダーである必要性を求められる時もあるとは思います。

　しかし、時代は刻一刻と変化しているのでは無いでしょうか。

　今、現在必要なのは発信力でしょうか、それとも実務に長けた人なのでしょうか。また違った要素があるのかも知れません。

　ずっとこういった、首相を引きづり降ろすのを使命と感じている人達、特にマスメディアや野党、コメンテーターの中にはそんな人が散見できます。

　果たして、この国難ともいえる状態に何を求めれば良いのか、その辺りを考えるのが、発言を許された人達の責務ではないかと思います。