野党は支持率低迷に危機感…「７％」の立民、自民「３６％」に大きく水あけられる
読売新聞 2021/09/06 05:00

　読売新聞の緊急全国世論調査で、立憲民主党など野党の支持率はいずれも１桁台に低迷し、危機感を強めている。立民は自民党総裁選の行方も注視しながら、次期衆院選で重点的にアピールする政策分野などについて戦略を練り直す考えだ。

　立民の福山幹事長は５日、「自民党の都合で政治空白を作ることは許されない。もう衆院選は始まっていると認識して、愚直に政策を訴えていく」と述べ、公約作りを進める考えを示した。

　野党第１党の立民の支持率は７％と、自民党の３６％に大きく水をあけられた。共産党は３％、日本維新の会は２％だった。

　立民はこれまで、菅内閣への対決姿勢を示す前提で公約作りを進め、自民党総裁選告示前の今月半ばの発表を目指してきた。

　非常に残念な支持率だと思います。

　しかし、与党の支持率は実情と合っているのかと言うと、ちょっと疑問に感じています。

　確かに最近の立憲民主党の方々の発言を聞いていると、的外れとしか思えない事があるような気がしています。

　では、与党はどうかと言うと、ハッキリ思うのは、一枚岩ではないなと感じます。

　もちろん、一枚岩でない事も自由民主党の特徴かとも思いますが、あまりバラバラでも国の代表になれるかと言うと、それも違うような気がしています。

　まして、与党の中から聞こえてくるのは、衆院選で自分が選ばれるのかどうかしか考えていない声も聞こえて来ます。もちろんこれはマスメディアの戦略なのかどうかも分かりません。

　しかし、国会議員はみんな何を考えているのでしょう。確かに議員にならなければ、やりたい事も出来ないと言うのは、十分分かりますが、まず国の未来をこうしたいと言う熱望があって国会議員になるべきで、同じ考えの人が政党を造るのは理想なのでしょうか。

　自分が当選するために、自分の使命を横に置いて、意に反して大きな党に属しているとしか思えません。もちろん、中には使命も熱意も無い人達もいるかも知れません。すべてとは言いませんが。