麻生太郎氏「北海道のコメがうまいのは温暖化のおかげ」 街頭演説
毎日新聞 2021/10/25 21:00

　自民党の麻生太郎副総裁は25日、北海道で衆院選の公認候補とともに街頭演説し、道産米について「昔、北海道のコメは『やっかいどう米』と言うほどだったが、今はやたらうまいコメを作るようになった。農家のおかげか、違う。温度が上がったからだ。温暖化というと悪いことしか書いてないが、いいことがある」などと発言した。温暖化にメリットがあるかのような発言だが、品種改良に取り組んだコメ農家の努力などには触れておらず、波紋を広げそうだ。

　麻生氏は演説で「おぼろづき、こちぴかり、金賞取った。いずれも北海道米だ」とも発言した。「こちぴかり」という名の道産米ブランドはなく、事実誤認とみられる。【高橋由衣】

　ここまで来ると、言い間違いでは済まない気がします。老害と言うのは言い過ぎかも知れませんが、なぜ、この人がいつまでも重鎮でいられるのでしょう。

　多分、仲間内ではいい人なんでしょうね。

　しかし、こんな発言をする人に応援演説してもらったら、応援された候補は戸惑うでしょうね。

　決して歓迎される物ではありません。まして、温暖化を持ち出すなんて、副総裁が口にして良い言葉でないことは、常識だと思うのですが、偉くなるとどこか常人とは違うのでしょうか、それとも行き当たりばったり、口から出まかせを言える人なんでしょうか。

　今までは、単なる言い間違いと、大目に見ていましたが、これはちょっと言い間違いでは済まされないと思います。