今日の一文字は、「清流」です。
草書で書きました。上の文字が「清」、下が「流」です。なかなか読める人も少なくなっていると思います。私も同様、三体字典がなければ分かりません。それでも、涼しげな文字を書こうと思うと、草書になってしまいました。
気持ちだけでも涼しくなりたいですから。
歳のせいとは、思いたくはないのですが、熱中症になりやすいかも知れません。
しかし、ニュースを見ると、学生を始め、一番体力が充実していると思われる人達も熱中症で、病院に運ばれています。
そこで、熱中症経験者として、対策を考えました。
熱中症と言えば、水分・塩分と言われていますが、私はそれは一つの要素に過ぎないと思っています。
もちろん、水分は私も取るようにしています。塩分も同じです。それでも、熱中症になる時は、なるのです。
昔は、日射病と言われていたと記憶しています。どうも、これも熱中症の一部と言う事らしいです。ただ、研究が進み分類されたのでしょう。
【原因を探る】
なぜ、環境の変化に付いていけないのでしょう。
「弛んでるから!」と言ってしまうと、身も蓋もないのですが、日本人全体が裕福に甘んじているからだと思います。
確かに、ニュースで言われているように、「ためらわずに冷房をつけましょう」と、言うのは正しいと、私も思います。
また、昔は、と言うと、時代が違う、世の中の環境が変わった。と言われそうです。
事実、都会はコンクリートジャングルですし、太陽の照り返しも強く、車の排気が充満していますから、昔とは違います。
それでも日本全国、都会ばかりではありません。ただ道路は整備されて、ほとんどが舗装されています。こういう事も原因の一つでしょう。
そして気温も連日気象庁始まって以来と言う言葉が相次ぎます。
しかし、昔とは違うのは、環境だけでしょうか。
私達の生活様式が変わったのが一番だと思っています。
〇 歩く事が少なくなった。
〇 汗をかく事が少なくなった。
〇 のり物、電車や自動車に乗ると極端に冷えている。
〇 家の中(会社など)と外の温度差がありすぎる。
〇 冷えた物を飲食する。
本来は、環境に合わせて、調整できる機能を、人間は持っているのです。もちろん、急激な変化には対応できません。
急激な環境の変化には、文明で対応すべきだと思います。
【対応策】
⇒調節機能をあるべき姿にする
〇 歩く。
〇 汗をかく。
〇 上着を着る。そして、脱ぐ。
〇 冷たい物を控える。
★基礎体力を向上させる★
そうです、現代人は、子供も大人も体力が低下しているのです。
もう一度、自分の身体を鍛え直して見ましょう。
と、言っても、基礎体力です。
基礎体力がない人は、一般的な運動というものを、してはいけません。
★空手家が考えた基礎体力をつける方法★
空手家と書きましたが、私が毎日実行している、運動機能維持体操の事です。
『効能』
運動機能維持は、もちろんですが、腰痛改善、腰痛予防に最大限の効果があります。1年続けると腰痛になる事はまずないでしょう。
これは、私自身の体験と妻が1年に2回から3回、整体に通っていたのが、3ヵ月経った今、随分改善しています。私のは場合は、この体操を始めてから腰痛に悩まされる事は無くなりました。
ただし、効果がでるには時間がかかります。即効性は期待できませんが、基礎体力の維持同様、人間は動き続ける必要があるのだと思っています。
『目的』
〇 体軸(腰椎)を中心に、深層筋(インナーマッスル)を正常にする。
〇 骨盤の位置を正常にする。
〇 肩周辺の筋肉をほぐす。
〇 手の指の強化。
〇 足指の強化。
〇 股関節の柔軟性維持。
私は、朝起きると1時間かけてこの体操をして、シャワーを浴びます。
『カリキュラム』
各体操に名称を付けていませんので、便宜上名前を付けます。それぞれのバーをクリックすると内容が見えます。
これで、40分の体操が終わります。私は、この他20分程度空手の基本をやりますが、基礎体力の維持は、ここまでで、十分です。
これを体操と呼んでいるのは、身体の操作性をよくするために行うからで、身体を鍛えるためではありません。ですから、呼吸も乱れてはいけませんし、汗もうっすら額にかく程度です。
しかし、この体操で、汗をかける体に変えてくれます。
『欠かせない要素』
ここで、大切なのは、筋力強化でも体力の向上でもありません。基礎体力の維持です。
ですから、絶対に忘れてはならない事は、疲れない事です。もし、朝起きて調子が悪いと思ったら、この体操を全部で10分程度に変えます。
次に、その日の調子を見極める事です。
そして、水をコップ一杯飲んでから始める事、終わったらシャワーを浴びる事です。
汗のかき方、身体を動かしている時の様子、呼吸の荒さ、などをしっかり把握してください。
汗がかける身体を作る事が、暑い夏を乗り越えられる大切な要因だと思います。
お風呂に入って、汗をかく事も一つの方法ですが、身体の元から強くなってください。
体調は、僅かですが、毎日違います。朝の体操で知った、今日の自分の体調に合わせた、活動をしてください。
もちろん、水分補給は忘れずに、快適な夏を過ごしましょう。
昨日は『うなぎの日』でしたね。食べる物にも気を使いましょう。