今日の文字は『封印』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第二百三段』を読んで見て、感じた文字です。
原文
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封印
☆「昨日から沢山のメッセージありがとうございます。ニュースでも流れる自分の姿に、まだ少し不思議な気持ちにもなります。そんな中でみなさんにどうしてもお伝えしたく、更新させていただきます。
皆様からの励ましのメッセージの中に『骨髄バンクの登録をした』『輸血、献血をした』など、沢山の方からメッセージをいただきました。
私だけでなく、同じように辛い思いをしている方達にも、本当に希望を持たせて頂いています。
私は、神様は乗り越えられない試練は与えられない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。
もちろん、私にとって競泳人生は大切なものです。ですが今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えていただきながら戦っていきたいと思います。
しばらくの間、皆様に元気な姿をお見せすることができないかもしれません。そしてしばらくの間、私も皆様と同じく応援側に回ります。引き続き、トビウオジャパンの応援、支援、そして沢山の様々なスポーツの応援、支援を宜しくお願い致します。
改めて皆様のメッセージとご協力に心から感謝します。必ず戻ってきます。 池江璃花子」
この池江璃花子さん自身のツイッターの更新の文章を見て、しばらくの間、胸を打ち声も出ませんでした。なんとも切ない気持ちになりました。
ただただ、一日も早い回復を祈るばかりです。
徒然草 第二百三段 〔原文〕
勅勘の所に靫かくる作法、今は絶えて知れる人なし。主上の御惱、大かた世の中のさわがしき時は、五條の天神に靫をかけらる。鞍馬に靫の明神といふも、靫かけられたりける神なり。看督長の負ひたる靫を、その家にかけられぬれば、人出で入らず。この事絶えて後、今の世には、封をつくることになりにけり。