今日の文字は『身の丈』です。相応と言う意味です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百三十一段』を読んで見て、感じた文字です。
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身の丈
★『今から考えたい!65歳以降の「生活水準」はどうなる?』
(鈴木 雅光(マネーガイド) 2018/11/28 18:30)
「老後生活に不安を抱いている50代の御同輩は少なくありません。なぜ不安なのか。恐らく、老後の生活がイメージできないからでしょう。そこで、あくまでも平均値ではありますが、公的なデータを用いて、老後の生活についてイメージしてみたいと思います。
—–中略—–
ちなみに平均値で見れば、夫婦2人で90歳まで生きたとすると、65歳から25年ですから、不足額は合計で1022万9700円になります。
働けるうちは働くこと
—–中略—–
ここから言えることは、2人以上世帯であろうとも、単身者世帯であろうとも、働けるうちは働くということです。60歳で役職を降りた後、再雇用契約、もしくは転職で70歳くらいまで働いて、毎月の収支の黒字分を貯蓄に回せば、70歳以降の生活は各段に楽になるはずです。
もちろん、70歳まで働くためには、健康も大事になります。50歳以降は資産形成に加えて、70歳くらいまで働ける健康な身体づくりも大事になってきます。」
おっしゃる通り、働けるうちは、働いた方が良いとは思います。働ける場所がある場合ですが。
私のように働きたくない場合は除いて、働いた方が健康的で、生活にも余裕が出来ると思います。
しかし、本当に余裕が出来るかどうかも、判らないのが世の中です。昔、ケセラセラと言う歌がありましたが、「ケセラセラ、なるようになるさ、先のことなど、判らない」と言う一節が歌詞の中にあったと思います。
現実には、そんな事も言っていられないので、計画を立てて、老後を迎えてください。くれぐれも、私のように適当になり過ぎないように・・・・・。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第百三十一段 〔原文〕
貧しきものは財をもて禮とし、老いたるものは力をもて禮とす。
おのが分を知りて、及ばざる時は速かに止むを智といふべし。許さざらんは、人の誤りなり。分を知らずして強ひて勵むは、おのれが誤りなり。
貧しくして分を知らざれば盜み、力衰へて分を知らざれば病をうく。