中学校の三年間で習う、1110文字の内の５つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。
表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。
ちなみに、文部科学省では学年ごとに習う漢字は、１学年250字程度から300字程度、２学年300字程度から350字程度、３学年では、その他の常用漢字（小学校で習う漢字1026文字以外の常用漢字1110文字の大体）と学年ごとに決まっていないようです。
761. ［悼］［トウ］［いた-む］［画数:11画］［部首:心］
『悼詞』
弔辞と言う言葉なら知っています。同じ意味の言葉ですが、他にも弔詞あるいは哀悼の辞などがあります。
この弔辞の文章を考え、毛筆でしたためた事がありました。私の先生である佐々木武師が逝去された時です。読んだのは私の先輩にあたる、現公益財団法人全日本空手道連盟副会長の栗原茂夫氏でした。
先生が亡くなられる時まで、一緒にいましたが、何とも複雑な気持ちで、弔辞を書いていた事を覚えています。
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762. ［盗］［トウ］［ぬす-む］［画数:11画］［部首:皿］
『悪木盗泉』
如何に困窮しようとも、人として悖るような事はしないと言う言葉です。
悪事に手を染めようとは思いませんが、生活に困り困窮した事はありました。お陰様で良い人達に恵まれ、何度か救われて現在に至っています。
お陰様と言うのは、自分が知らない間に、陰のような存在に助けられるという事だと思っています。しかし、私の場合は、実在する人物に何度も救われて来ました。
人として悪木盗泉を基本として生きて来れたのも、周りの人に恵まれていたからだと思います。
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763. ［陶］［トウ］［画数:11画］［部首:阜］
『瓦鶏陶犬』
この言葉のように素焼きの鶏や、陶器で出来た犬では、実際の鶏や犬のような役割を果たす事はできないでしょう。
それでも、実際の犬でも、闘犬もいますし、負け犬と言う言葉もあります。
確かに偽物は、本物に敵う訳ではありませんが、本物でありながら、偽物にも匹敵しない事もあります。
つねづね本物として価値のある人に成りたいと思っています。
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764. ［塔］［トウ］［画数:12画］［部首:土］
『象牙之塔』
この言葉の意味は「現実社会から離れて、芸術を楽しむ芸術至上主義の人々の孤高と静寂の境地。または、現実社会から離れるほどに研究熱心な科学者や、その生活や研究室などの閉鎖社会のこと。」【出典:四字熟語辞典ONLINE.】だそうです。
私の場合は、孤高とは言えませんし、研究熱心とも言い難いですが、静寂の境地であり、閉鎖空間の中にいると思います。
私の事をそんな風に思っている人もいるようです。しかし、本人は結構俗世間から逃れる事はできない生活をしています。それは、テレビとインターネットがあるからでしょう。
これで、テレビもインターネットも視聴しなくなったら、本当に孤高の境地にいる事になりますが、それもまた良し、と思っています。
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765. ［搭］［トウ］［画数:12画］［部首:手］
『搭載』
そう言われてみれば、この搭載と言う言葉には、実際に物を積み込む意味と、その積み込む本体に部品として使う場合もありますね。
例えば「インテル入ってる」のコマーシャルでお馴染みですが、intel社製のＣＰＵが搭載されているということを示していますね。
いろんな場所でいろんな物が搭載され、どの国の物か判らないくらいです。随分物質面では国際化が進んでいるようです。
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