中学校で習う漢字三体字典 Part206

スポンサーリンク

 中学校の三年間で習う、1110文字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

 表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

 ちなみに、文部科学省では学年ごとに習う漢字は、1学年250字程度から300字程度、2学年300字程度から350字程度、3学年では、その他の常用漢字(小学校で習う漢字1026文字以外の常用漢字1110文字の大体)と学年ごとに決まっていないようです。

1026. [][ヨウ][ゆ-れる][ゆ-る][ゆ-らぐ][ゆ-るぐ][ゆ-する][ゆ-さぶる][ゆ-すぶる][画数:12画][部首:手]

頭擺尾ようとうはいび

 この四字熟語のように、尾っぽを振って人の言いなりになる人、あるいはご機嫌を取ってついて行く人がいます。
 これも社交術と言えるのでしょうが、私には出来ないと思います。ただ、プライドがあるとかの問題ではなく、人間としてどうなのかと思う方です。
 「寄らば大樹の陰」や「長い物には巻かれろ」と言った言葉があるように、昔から権力者にすり寄り利益を得ようとするのは、一概に否定することも出来ないと思うのですが、やはり生き方なのでしょう。
 私も色々渡り歩いた関係で、権力者や有名人も一時友好関係にあった事もあります。しかし、自分から離れて行ったと思っています。我が道を行くと言うと、恰好良いのですが、どうもそんな関係が馴染めない性分なのでしょう。

楷書 行書 草書

1027. [][ヨウ][と-ける][と-かす][と-く][画数:13画][部首:水]

『清光溶溶

 「水が広がるように、月の澄んだ光が周囲を照らしている様子。」【出典:四字熟語辞典ONLINE.】。
 何とも情緒のあるような言葉ですが、見た事も聞いたこともありませんでした。
 こんな言葉がスッと出てくれば良いですね。でもそんな文章を書く場面に出くわしません。
 昔のようにラブレターでも書く機会があれば、このような言葉、使ってみるのですが、なんにせよ、遅すぎます。

楷書 行書 草書

1028. [][ヨウ][こし][画数:13画][部首:肉]

痛』

 今まで、腰痛になったのは、ぎっくり腰になった時ですが。
 近頃家にいるので、結構腰痛になりかけます。
 そこで対処方法、これは万人に効くとは思えませんが、私には効くようです。
 まず、私が思うには、腰は使わないと、肩こりのように、「こる」ようです。そこで、テニスボールの出番です。2個用意します。百均ので十分です。
 腰の下に、仙骨と言う骨の塊があります。尾てい骨から上に逆三角形に腸骨を繋ぐようにあります。骨盤の一部になります。
 まず、テニスボールをくっ付けて、仙骨の両側に置いて、仰向けに寝転びます。
 約20秒程度たったら、少しずつ約2cm程度上にずらします。上は、お臍の裏側辺りまで来たら、骨盤の位置まで、少しずつ戻します。骨盤の上部まで下がって来たら、今度は左右にテニスボールを離していきます。これは腸骨の真ん中位で十分です。最後に臀部の窪んだところにテニスボールを置いて、約20秒程度待って終了です。
 これで、少しくらいの腰痛は直ぐに治ります。
 ただ、腰痛にならないために、ちょい漏れ体操を毎日やっていると、ならないと思います。もちろん、毎日歩いている人や、身体を動かしている人は、必要ないと思います。

楷書 行書 草書

1029. [][ヨウ][画数:14画][部首:疒]

『胃潰

 今から半世紀以上前になりますが、横蹴りで、右脇腹を蹴られて、泡を噴いて倒れた事がありました。直ぐに回復したのですが、数年たってから、十二指腸に古い傷があると診断された事がありました。
 蹴られた傷が元で、十二指腸潰瘍になっていたようです。
 そして、社会人になって、初めは時計屋を営みました。当時の時計屋さんは、殆ど修理に時間を取られます。そして、期日が決められていますので、その期日に追いかけられる事になります。
 あまり胃の部分が痛いので、お医者さんに診断してもらいました。職業を変えないと、このままでは胃がんになると言われましたが、その時に胃潰瘍になりました。
 それからは、色々な職業を転々とした時期がありましたが、60歳を過ぎてから救急車で運ばれたのですが、その時の内視鏡で、胃の中がずたずたに切れていると言われました。
 何とも弱い内臓です。原因は殆どストレスなのですが、元来ストレスに弱い身体なんだと思います。

楷書 行書 草書

1030. [][ヨウ][おど-る][おど-り][画数:14画][部首:足]

『雀百までり忘れず』

 そうですね。一度自転車に乗れるようになると、しばらく乗らない期間があっても、直ぐに乗れます。
 脳にそんな機能が備わっているのですが、全てが一度習得すれば、いつでも成果を現す事ができるかと言うと、そうでもありません。
 例えば私が幼いころから、携わっている空手道に関しては、そんな部分もありますが、違う部分もあります。
 何が違うかと言いますと、心技体と言われる、身体がついてこないのが理由だと思っています。技もそこそこ向上して、身体の衰えをカバーしてくれるのですが、カバーしきれない身体の衰えもあります。
 自分では昔のような感覚で動いても、身体がついて行かない事があります。それは自転車に乗るのとは違い、身体も究極まで鍛えて出せる技もあります。
 ただ、年老いたと言う思い込みで、鍛練を怠っているのと、実際に年老いて身体がついてこないのとは、異質だと思っています。
 なるべくなら、もう少しの間、技に対応できるように、身体が鈍らないようにしたいと考えています。

楷書 行書 草書
覚 書

 現在中学生編として、2020年度施行の学習指導要領に対応した漢字を、楷書・行書・草書と三体の文字を毛筆で書いていますが、初めに部首と書いていますが、通常呼ばれている読み方ではないと思われたと思います。

 そこで、一般ではどんな読み方をされているのか一覧にしてみました。

 今回は、中学校三年間で習う文字の1026.~1030.の部首を取り上げていますが、日本では部首の正式な名称は決まってないようです。辞書によって統一されていないのが現状です。

部首 部首名称 (読み方) 部首通称

  1. 【揺】手部(しゅぶ)・て・てへん
  2. 【溶】水部(すいぶ)・みず・さんずい・したみず
  3. 【腰】肉部(にくぶ)・ニク・にくづき
  4. 【瘍】疒部(だくぶ)・やまいだれ
  5. 【踊】足部(そくぶ)・あし・あしへん

 ・・・・つづく。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です