実用書写「都道府県版」Part-8

スポンサーリンク

 都道府県のうち、県を書いています。今日は群馬県と埼玉県を楷書と行書で書きました。

 送筆ポイント 

 縦画にも横画にも、送筆と言う部分があります。起筆と終筆あるいは、転折(折れ)などの中間に筆を送る事です。  
図に示す「送筆」の部分を言います。

 縦画の場合は、送筆の間、穂先が左端にあり、横画の場合は、上にあります。
 そして、縦画の場合は、筆の左面が45度左下、右面が45度右上、筆の腹は穂先(背)とは逆側の45度右下を向いたまま、下に移動します。
 横画も筆の向きはまったく同じですが、移動の方向が右に若干右上がりぎみに移動します。
 この時のポイントは、筆の軸を回転せずに移動する事が重要です。


 ☆この送筆のポイントは、に掲載したものを参考までに再度載せました。

 外野から一言 

 昨日ニュース〔ABC朝日放送〕番組を見ていて、一言、言って見たくなりました。

 吉村大阪府知事と大阪独自の専門家会議にオブザーバーとして参加した、宮沢孝幸京都大学ウイルス・再生医科学准教授が、今回の新型コロナウイルスについての、独自の意見を披歴していたのですが、私が聞いていると、やはり吉村知事を応援したくなりました。

 この宮沢氏は、確かにウイルスに対しての専門家かも知れませんが、まだこの新型コロナウイルスに関して、相当の部分が未知であると思います。

 であれば、その研究をするのが科学者の本分であり、経済学者のような「映画館は営業を自粛する必要はない」などと経済学者が言いそうなことまで、なぜ発言するのでしょうか。

 また、この人はソーシャルディスタンスも必要ないとの意見ですが、よく聞いて見ると、マスクをして大きな声で話さない事、あるいは手洗いなどは推奨しています。

 ただ、余りにも、否定の部分が、聞いていてもクローズアップされましたので、何もしなくても感染は広がらないようなイメージを持ってしまいそうです。

 そこで、なぜ、この人は、こんな事を言うのか、考えて見ました。

 まず、宮沢氏の言う事は、ある限られた人数と、教えた事を素直に実行する人、言葉を変えて言うと、宮沢氏の生徒に予め、マスクをさせ、手洗いうがいを常識とし、かつマスクをしていない時には、喋らない、と言う事を認識できる人を集め、一定の隔離された、例えば実験室などで、検証すれば、仰る通りの結果が出ると思います。

 しかし、人間はそんなに画一的には出来ていません。十人十色どころか、百人百様の考えをもって、それぞれの考え方で行動しています。

 まして、大阪府の人口は8,825,982人(推計人口、2020年5月1日)とされています。この中には、人の言う事に耳を貸さない人も、大勢いる事を知る必要があると思います。

 吉村知事が、番組の中で、「専門家の意見は勉強させてもらいますし、参考になりますが、決して一人の意見に左右される事無く、政治判断する」と言われたのが、大人だなぁ、と感心しました。

 ただ、政府がやらないからとか、政府に対する批判は、別の機会にされても良いのではないかと、ふと老婆心ながら思いました。

 批判するたびに、今流行りの炎上商法を思い浮かべてしまうのは、考えすぎかも知れませんが・・・・。

 兎に角、第2波に備えて、最善の策を講じて頑張って下さい。

 

楷書   行書
楷書   行書
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です