実用書写「都道府県版」Part-13 2020年6月21日 / zuishin / コメントする スポンサーリンク 都道府県のうち、県を書いています。今日は愛知県と三重県を楷書と行書で書きました。 一口メモ 昔から、『永字八方』と言われますが、聞いた事ありませんか。 一画目の点を側そく(1)と言います。 二画目の始めの横画は、勒ろく(2)、縦画は、努ど(3)、下のはねは、趯てき(4)。 三画目の横画は、策さく(5)、左の払いを掠りゃく(6)。 そして、右上の四画目の左払いを啄たく(7)、最後の五画目は右払い磔たく(8)と言います。 私の所にある、『はじめての書道楷書』(関根薫園著)には、「努ど」ではなく、「弩ど」と言う漢字が使われています。 この『永字八方』に対して、江守賢治先生は、『硬筆毛筆書写検定 理論問題のすべて』の中で、次のように記述されています。 『古い書道の本を開くと、初めのページに必ずこの図を示して、その説明から始まっていた。最も重要な?すべての?筆法が八つに凝縮してあって、その八つの筆法がすべてこの永の1字に含まれているのだから、まずこの永の字の練習から始めようというものであった。 しかし、まず、これを考えてつくったのは漢の蔡邕(さいよう)とされているが、まだ楷書が生まれていなかった時代の人が、どうして楷書の基本的なものを考えだせたのであろうか。・・・・』 その他にも『永』の字に、筆法として欠けている点や、部分の呼称との関連性をあげ、否定している文章が見られます。 私が持っている『三體千字文』(千圃書)にも、正に最初のページに「永字八方」が掲載されています。『はじめての書道楷書』(関根薫園著)にも、始めのページではありませんが、楷書の基本点画として、「永」の字の説明があります。 確かに『収筆』もありませんし、色々な点で欠落している事が分かります。 それでも、『永』と言う文字を練習する事は、少なくともこの八つの筆法について知る事になりますから、無駄ではないような気がします。 ☆この一口メモは、2018年6月1日 にこのブログに載せたものを再掲載しました。 ニュース 東京都 きょうの感染者39人の約半数が“夜の街” 「市中感染が広がっているとは言えない」 2020年6月20日 20時9分 ABEMA TIMES 20日に東京都が確認した新たな新型コロナウイルスの感染者は39人で、約半数がいわゆる「夜の街」に関係する人だった。 都によると、新たに感染が確認された39人のうち、接待を伴う飲食店の従業員や客は18人だった。このうち11人は既に感染者が出ている新宿区の2つのホストクラブの従業員で、特定の店を対象にした集団検査で陽性が確認された。 都内の感染者は3日続けて30人を超えたが、都は「新宿エリアでの感染が多く、市中感染が広がっているとは言えない」としている。 (ANNニュース) こんなニュースが毎日のように流れています。その新宿エリアの人は、ずっとその場所にいるのでしょうか。しかも後の半数はどこなのでしょうか。 どちらにしても、少なくとも通勤していると思います。であれば、やはり広がる可能性は無いとは言えないと思うのですが。 しかも、県外への移動も自粛解除された今では、やはり自分で対策をしっかりするべきだと思っています。 飛沫感染だけが感染ルートと言うような紛らわしい事を言う専門家もいます。にも拘らず、手洗い、顔を触る事はだめだと言っています。 専門家でない私などは、飛沫感染以外でも予防はする必要があると思います。 楷書 行書 楷書 行書 スポンサーリンク