菅首相が辞意、総裁選に不出馬 就任1年、求心力低下
共同通信社 2021/09/03 13:40

　菅義偉首相は3日、辞任する意向を固めた。自民党臨時役員会で総裁選（9月17日告示、29日投開票）に立候補しないと表明した。新型コロナに関する政府の対応が不十分との批判が続き、次期衆院選を前に求心力低下の責任を取る格好だ。新たな首相が選出されるまで新型コロナ対策を中心に職務を続ける方針だが、菅政権は就任から約1年での幕引きとなる。自民党の二階俊博幹事長は後継を選ぶ総裁選を予定通り実施する考えを示した。

　その後、官邸で記者団に「新型コロナ対策と総裁選の選挙活動には莫大なエネルギーが必要であり、両立できない。コロナ感染防止に専念したいと判断した」と述べた。

　求心力を低下させたのは、菅首相の力量もあるのでしょうが、菅降ろしが裏で動いていた事もあるのでしょう。その一端がマスコミだと思っています。

　情報化時代と言いますから、それも戦略の一つでしょう。しかし、今この国難に対してやる事なんでしょうか。疑問がつきません。

　今、日本に求めらているのは、新型コロナウイルスに対して、何をするかでは無いのでしょうか。

　そして、デジタル化を進めるのも重要な事だと思いますし、携帯電話の料金引き下げも、国民の為だと思いますし、世界の流れだと思います。

　決して悪い事をして人気を下げた分けでもなく、ただ会見の仕方だとか、発言の仕方など表面的な事ばかりが目立ちます。

　やはり、有名人になると、何をするかではなく印象が左右するのでしょう。

　そんな事を求めている間は、良い国になるとは思えませんが、そんな声は届かないのでしょう。

 　そんな中で、新型コロナウイルスに真摯に向き合ってきた河野太郎氏が総裁選への出馬を決めたようです。（河野太郎“電撃出馬”は「3A」に見捨てられた菅首相の逆襲？小泉「隠密説」も）［AERA dot. 2021/09/03 20:27］。それにしても、もう少しこんな穿った物言いではなく、素直にタイトルを書けないものでしょうか。