新資本主義会議「老壮青」で＝木原官房副長官
時事通信 2021/10/13 12:30

木原誠二官房副長官は１３日の記者会見で、岸田文雄首相が創設方針を掲げる「新しい資本主義実現会議」のメンバーについて「『老・壮・青』、男性・女性にバランスよく入ってもらうことが重要だ」と述べた。同会議で扱うテーマとして都市と地方の格差是正を挙げ、「地方創生は新しい資本主義の大きな柱の一つだ」と強調した。

　私的には『新資本主義』に期待しているのですが、ちょっと私とは視点が違うのかなと思います。

　まずこの会議に「『老・壮・青』、男性・女性にバランスよく」と言うのは必要なのでしょうか。もちろん現在の風潮では、色々差別に繋がると捉えられるので、これを避けたいのだとは思います。

　しかし、本当に『新資本主義』を考えるのであれば、世界がどのような動きなのか、またどんな『新資本主義』を目標にするのか、これは素人を幾ら集めても仕方が無い事だと思います。

　いわゆる主義主張を変える、あるいは方向性の変革を望むのであれば、それこそ、長年資本主義に対して懐疑をもっている専門家が多数いると思います。（見えてきた資本主義の限界､寿命はあと何年か）［東洋経済オンライン　2013/12/18 6:00］

　ですから、この機会にこの専門家の発言の機会を作る事も大切だと思います。

　この会議が１５日に始まるニュースもありました。（首相直属「新しい資本主義実現会議」１５日に設置へ…成長と分配の両立議論）［読売新聞2021/10/14 10:27］