文武両道のために・・・・『徒然草』を読んで見る。【183】

 今日の文字は『さけ』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百八十二段』を読んで見て、感じた文字です。

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☆簡単ある物で、味噌ラーメン 2人前

  1. 用意する物
    (1)ラーメン玉 【2玉】
    (2)豚肉【50g程度】
    (3)もやし【1袋】
    (4)バター【乗せる分2個】包んだ四角いバター位の量2つ分。
    (4)玉ねぎ 【1/4個】
    (5)味噌【大さじ大盛1杯】普通の味噌汁用の味噌。
    (6)鷹の爪【1/2本】
    (7)ラーメンスープ
     a.水【ラーメン丼2杯】8分目程度。
     b.創味シャンタン又はウェイパー【小さじ山盛り1杯】
     c.ガラスープ【大さじ山盛り2杯】
  2. 作り方
    (1)ラーメンの椀に水を入れ、鍋に移し沸かします。
    (2)まだ水の時に、創味シャンタン小さじ山盛1杯と、ガラスープ(youki)を大さじ2杯、味噌を大さじ山盛1杯を入れます。
    (3)ラーメンの麺は、少し値段が高い物がお勧めです。1束100円程度。私は70円程度を使用しています。
    (4)フライパンを熱し、油を引き豚肉をみじん切り(ひき肉でもよい)にしてさっと炒め、もやし、玉ねぎを入れて炒める。豆板醤(無ければ鷹の爪を輪切りにして入れる【1/2本】)。
    (5) 麺は茹で上がったら、ざるでお湯を切り、ラーメン碗に入れ、フライパンの具を入れてバターを乗せます。

    これで完成です。私は近頃1玉では多いので、1/2玉しか使っていません。もともと、小食ですが、やはり歳のせい、と言う事にしておきます。長生きする人は、沢山食べますよ。 

 
 さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。

 
徒然草 第百八十二段 〔原文〕

 四條大納言隆親卿、乾鮭からざけといふものを、供御ぐごに參らせられたりけるを、「かく怪しきもの、參るやうあらじ」と、人の申しけるを聞きて、大納言、「鮭といふ魚、まゐらぬことにてあらんにこそあれ。鮭の素干しらぼし何条なじょうことかあらん。鮎の素干はまゐらぬかは」と申されけり。

 

『現代文』

『四条大納言隆親卿が乾鮭からざけと言うものを、天皇のお食事として謹呈したが、「このようなみすぼらしい物を献上する理由はない」と、人が言うのを聞き、大納言「鮭と言う魚を差し上げてはいけないと決まっているならともかく、干した鮭に問題があろうか。鮎の干した物は差し上げないのか」と言われた。』

 

『鮭』

 何かにつけて、習わしや仕来りが重要だった事が分かる文章ですが、この文章には、その事を言う事によって、物知りであると言う事を、吹聴しているようにも見えます。

 しかし、四条大納言隆親卿の言葉によって、誰かは分かりませんが、言った人は立場がなくなったかも知れません。

 いつの時代でも、知ったかぶりは、身を滅ぼすかも知れません。それにしても、食べ物には色々な制約があったのですね。徒然草を読んでいると、そんな気がします。

 今は飽食の時代と言われてから随分時間が経過していますが、随分食べ物のも贅沢になったと思います。流通や冷凍などが発展したお陰で、昔ならその地域に行かないと食べられない物まで、口にする事ができるようになりました。

 ただ、それが人間にとって良いのか悪いのかの判断はつきかねます。たまに、あるいは一生の間に一度しか口に出来ない物の方が、ありがたく感じるものですから。

 それでも、もう一度食べたいものがあります。今から50年程前になると思いますが、東京の日暮里と言う所に、私が通った致道館がありました。千葉の市川真間と言う所に住んでいましたので、京成電車で日暮里まで毎日通っていました。

 途中の高砂駅で乗り換える事がよくあったのですが、そこの「駅そば」を食べてから練習に行くのです。このそばの味が忘れられずにいます。

 現在では、普通の生活をしていると、献上することは無いと思いますが、お中元やお歳暮は、まだまだ贈る人が多いと思います。

 私も、僅かの人にお中元お歳暮を贈っていますが、相手に気に入ってもらえるかどうかは分かりませんが、少なくとも自分が食べたいと思う物を選びます。金銭的にはほんの気持ち程度ですが、選ぶのに苦心します。

 私の弟子の中には、ギフトのカタログを贈ってくれる人がいます。これも、良い考えだと思います。相手が好きな物を選べます。

 鮭と言えば、もう30年程前ですが、北海道の鮭を貰った事があります。私の家庭では魚より肉派なので、日ごろ魚はさしみか、お寿司、焼いた鯖やカレイのから揚げなどを食べる程度ですが、この鮭は実に美味しかった事を覚えています。

 昔の友人で、青森の人がいました。相撲の舞の海さんのいとこと言う事でしたが、彼は東京の魚は死んでいる。と言って、あまり魚は食べないと言っていました。さぞ、生きの良い魚は美味しいのでしょうね。

 まるで、徒然草のように、思い浮かべた事を並べただけ、なんだか、食べ物の話を書いていると、お腹がすいてきました。