今日の文字は『秋月』です。書体は草書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第二百十二段』を読んで見て、感じた文字です。
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秋月
☆『【皇太子さま59歳】「国民」繰り返され…象徴天皇の務め、ご覚悟』
(株式会社 産経デジタル 2019/02/23 04:02)
「59歳の誕生日を23日に迎えるのにあたり、即位前最後の記者会見に臨まれた皇太子さま。2カ月余り後に引き継ぐ次代の「象徴天皇」像について、父親にも連なる伝統の継承とともに、時代に応じた在り方を追い求めたいとする考えを強調された。常に向き合っていく「国民」という言葉を何度も織り交ぜながら、30分超にわたり、その務めへの覚悟を語られた。
—–後略」
平成の天皇がまだ皇太子殿下だったころ、婚姻の報を聞いたのが、中学生の時だったと記憶しています。その皇太子殿下が天皇陛下に即位され、そして、今年退位されるのですから、時代の流れを感じます。
この記事にある皇太子殿下が既に還暦前ですから、昭和天皇、平成天皇の次の天皇になられて、日本の国の象徴としてその重責を果たされる事でしょう。
世情は混乱している最中の、即位になりますが、平穏な時代になってほしいと願います。
老婆心ながら、この記事の「父親にも連なる伝統の継承」と言う記載の仕方に違和感を感じました。少なくとも「今上天皇にも連なる伝統の継承」と記述すべきではないかと、ふと思いました。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第二百十二段 〔原文〕
秋の月は、限りなくめでたきものなり。いつとても月はかくこそあれとて、思ひ分かざらん人は、無下に心うかるべきことなり。