国内感染者1300人超え 飛行機の“前後の席”で感染 
FNNプライムオンライン 2020/08/15 07:41

　14日、全国で新型コロナウイルスに感染した人は、5日ぶりに1,300人を超え、飛行機内で、前後の席に座っていた人同士が感染した例もあった。

—-中略—–

　飛行時間は、およそ1時間40分で、2人に面識はなく、会話もしていなかった。

—-中略—–

　8月に入り死者は72人で、すでに7月のおよそ2倍の数となっている。
　また、重症者の数は、全国で緊急事態宣言が解除された5月25日には165人で、その後、減少を続け、7月10日には31人だったが、8月に入ってから急増し、14日は211人となっていて、今後も死者の増加が懸念される。

　この記事で気になったのは、前後の席で会話も無かった人に感染したという事ではないでしょうか。やはり機内は空気の流れが悪いのか、それとも接触や飛沫感染ではなく、前から言われている空気感染なのかも知れません。

　この空気感染については、『「新型コロナウイルスの空気感染のリスクに対する認識と注意喚起の欠如が、重大な結果をもたらすことを懸念している。私たちの声明によって、新型コロナウイルスの空気感染が真のリスクだという認が高まることを願っている」ハフポスト日本版 2020/07/07 16:40』と言う記事もありました。このブログでも、2020年7月8日 に掲載しています。

　もちろん空気感染と言っても、感染者が飛ばした飛沫核（エアロゾル）を吸い込むことで感染することらしいのですが、飛沫核は3時間程度は感染性を有するとの記事もありました。

　ですから、密閉された空間では、やはり注意が必要だという事でしょうね。

　ここでも、一昨日取り上げました、京都大学ウイルス・再生医科学研究所　准教授、宮沢孝幸氏の弁では、映画館は営業を自粛する必要はないと6月の中旬に言われましたが、果たしてそうなのでしょうか。疑問が残ります。